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イングランドの消えた逸材5人(2)。天国から地獄へ…ベッカムやベルカンプの後継者のはずが!?

シリーズ:消えた逸材5人 text by 編集部 photo by Getty Images

若くして才能を披露して高く評価された選手が、そのままスター選手として活躍し続ける保証はない。怪我やプレッシャーに苦しみコンディションを落とす選手がいれば、ピッチ外での問題で活躍の場を失っていく選手も多い。今回は大きな期待を背負いながらも、大舞台から姿を消した5人のイングランド人選手を紹介する。

ベッカムやベルカンプの後継者と言われた男

デイビッド・ベントリー
【写真:Getty Images】



MF:デイビッド・ベントリー
現所属クラブ:なし

 デイビッド・ベントリーはアーセナル下部組織出身で2002年にトップチーム昇格を果たす。だが、アーセナルで目立った活躍を見せることはできず。2004年にノリッジ・シティにレンタル、さらに2005/06シーズンのレンタルを経て、2006年にブッラクバーンへ移籍となった。アーセナルではわずか9試合の出場1得点に終わっている。

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 アーセナル時代は「ベルカンプの後継者」と呼ばれてセンターフォワードとしてプレーしていたベントリーだったが、ノリッジ移籍以降は右サイドハーフが主戦場になった。その後はファーストネームから「ベッカムの後継者」とも言われ、将来が期待されていた。

 ブラックバーンで活躍後、2008年にトッテナムに移籍するが、そこで実力を発揮できず。レンタルでクラブを転々。2013年に古巣ブラックバーンへのレンタルで復活を誓うも、輝きを取り戻すことができず。

 ベントリーはトッテナムを退団し、2014年6月に29歳の若さで現役を引退することになった。イングランド代表にも選出され、同国の将来を背負うことが期待されていたが、代表ではわずか7キャップに終わってしまった。

【了】

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