1位：スペインが生んだ魔術師
【写真：Getty Images】
MF：ダビド・シルバ（元スペイン代表）
在籍期間：10年夏～20年夏
クラブ通算成績：436試合77得点141アシスト
代表通算成績：123試合35得点32アシスト
大型補強を繰り返すマンチェスター・シティにダビド・シルバが加入したのは、2010年の夏。同時期にはエディン・ゼコ、ヤヤ・トゥーレが、1年後にはセルヒオ・アグエロが加入しており、シルバとともに長きに渡ってチームを支える存在となった。
シルバがプロキャリアをスタートさせたのは、スペイン2部のエイバルだった。バレンシアの下部組織出身で、期限付き移籍したエイバルで活躍。翌シーズンはセルタでも結果を残し、バレンシアに復帰した。スペイン代表にも定着し、主力の1人としてユーロ2008（欧州選手権）制覇に貢献。2年後のワールドカップは控えに回ることが多かったが、ユーロ2012では再び主力として大会連覇の原動力となった。
巧みなボール捌きで相手を惑わし、正確なパスでチャンスを生み出す。加入2年目の11/12シーズンにはキャリアハイとなる17アシストを記録し、シティをプレミアリーグ初優勝へと導いた。シルバは7度の2ケタアシストを記録し、在籍した10年間で計4度のリーグ優勝を経験している。34歳となった昨夏に母国に戻り、プロキャリアをスタートさせたエイバルにほど近いレアル・ソシエダでプレーを続けている。
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