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レアル・マドリードが育てた最高傑作5人。ラウール、カシージャス…アカデミーが生んだ逸材たち

シリーズ:アカデミーの最高傑作5人 text by 編集部 photo by Getty Images

GK:イケル・カシージャス(元スペイン代表)

0227-カシージャス
【写真:Getty Images】


生年月日:1981年5月20日
在籍期間:1999年7月~2015年7月
通算成績:725試合751失点

 世界最高のGKの1人と称された名手、それがイケル・カシージャスだ。9歳の頃にレアル・マドリードのカンテラ(下部組織)に加入。99/00シーズンにボド・イルクナーとアルバノ・ビサーリが負傷離脱したことで、18歳でトップチームデビューを飾った。すると、そのまま正守護神の座を奪取。すぐにその名を世界に轟かせた。

 GKとしては小柄だが、圧倒的な反射神経を誇るカシージャスは至近距離からのシュートも難なく至近距離からのシュートも難なくセーブし、窮地を幾度となく救ってきた。1999年から2015年までの16年間でレアルは19個ものタイトルを獲得したが、このGKの存在は間違いなく大きかった。

 07/08シーズンにはラウール・ゴンサレスと共に生涯契約を結んだ。しかし、選手キャリアをレアルで終えると思われたが、12/13シーズンにジョゼ・モウリーニョとの衝突などもあり出場機会が減少。すると、2015年に同クラブに別れを告げた。エル・ブランコで引退することは叶わなかったが、クラブ歴代2位となる725試合に出場。多くのタイトルをもたらしたカシージャスは、間違いなくクラブ史上ナンバーワンのGKだ。

【了】

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