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リバプール、新3トップで何が変わった? サラー、マネ、ディアスが作り出す新たな脅威とは【分析コラム】

シリーズ:分析コラム text by 編集部 photo by Getty Images

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プレミアリーグ第29節、ブライトン対リバプールが現地時間12日に行われ、アウェイチームが0-2で勝利。リーグ戦8連勝を飾った。リバプールは可変的なフォーメーションでボールを保持した相手をどのように攻略したのか。(文:阿部勝教)


リーグ戦8連勝

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【写真:Getty Images】

 敵地に乗り込んだリバプールは、先日行われたチャンピオンズリーグ(CL)からスタメン3人を変更。今冬に加入以降、素晴らしいパフォーマンスを見せているルイス・ディアスをスタメンに戻し、サディオ・マネ、モハメド・サラーと3トップに並んだ。

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 試合序盤はボールを保持したブライトンにチャンスを作られた。だが、リバプールは3トップのスピードを活かした攻撃で徐々にペースを掴むと、19分にルイス・ディアスが先制点を奪取。GKと激しく衝突する危険なシーンだったが、相手DFラインの背後を突き、後方からのジョエル・マティプのパスに上手く頭で合わせた。

 その後もリバプールは、鋭い縦パスとサイドチェンジを駆使して攻撃を展開した。58分には、ナビ・ケイタのシュートが相手MFの振り上げた手に当たってPKを獲得。これをサラーがゴールど真ん中に突き刺して、点差を2点に広げた。

 試合終盤には立て続けにゴールに迫られたが、無失点に抑えたアウェイチームが勝利。0-2でブライトンを下し、リーグ8連勝を飾った。

 データサイト「WhoScored.com」によると、リバプールはこの試合で18本のシュートを放った。90分間通して多くのチャンスを作っていたことは間違いないが、ボール保持率は48%と、わずかにブライトンをわずかに下回っている。ボールは持たれていたが、被シュートは8本のみ。
 
 リバプールは、ボール保持率で上回る相手をどのように攻略したのか。

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