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21/22シーズン最高! 大成功補強は? 欧州ベスト移籍5人。日本人選手が登場! 欧州CL快進撃を支えるアタッカーも

シリーズ:ベスト補強5人 text by 編集部 photo by Getty Images

DF:冨安健洋(日本代表/アーセナル)

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【写真:Getty Images】


生年月日:1998年11月5日
移籍金:1860万ユーロ(約22.3億円)
21/22リーグ戦成績:16試合0得点1アシスト

 バカリ・サニャの退団以降、アーセナルの右SBは常に補強ポイントであった。エクトル・ベジェリンやマテュー・ドゥビュシー、エインズリー・メイトランド=ナイルズ、セドリック・ソアレスらがその間に出場機会を得たが、いずれの選手も攻守のどちらの局面でも物足りなかった。

 こうした状況で白羽の矢が立ったのが、ボローニャで活躍していた冨安健洋だ。当初アーセナルはエメルソン・ロイヤルの獲得を目指していたが、ミケル・アルテタ監督がフロントに冨安の獲得を要請したことが移籍成立に向けて決定的な事象となった。

 冨安は持ち味であるスピードと高い身体能力を活かした堅い守備で長年ウィークポイントとされていた右サイドに安定感をもたらした。残念ながらふくらはぎの負傷により2021/22シーズン後半はその大半を欠場しているが、アーセナルが抱えていた課題を解決した冨安の功績は大きいと言えるだろう。

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