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えっ! そんな選手まで…? バルセロナが手放した5人のカンテラ出身選手。トップチームで出番を掴めなかった選手達(後編)

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

DF:マルティン・モントーヤ(スペイン/ベティス)

マルティン・モントーヤ
【写真:Getty Images】


生年月日:1991年4月14日
バルセロナ在籍時成績:公式戦66試合出場/2得点12アシスト

 2000年、8歳の時にバルセロナの下部組織に入団。2009/10シーズンよりバルセロナBに昇格するなど順調なステップアップを刻んだマルティン・モントーヤは、同チーム不動の右サイドバックとして印象的な活躍を見せた。また、2011年と2013年に行われたU-21欧州選手権では主力として活躍し、スペイン代表の優勝に大きく貢献。クラブからも大きな期待を寄せられており、トップチームでの活躍に大きな注目が集まっていた。

 しかし、トップチームの壁はやはり分厚かった。当時バルセロナで高質なプレーを見せていたブラジル代表DFのダニエウ・アウベスの地位は揺るがず、モントーヤはベンチを温める日々が長く続く。結局、2011年から2015年までの在籍で公式戦出場はわずか66試合。その後インテル、ベティス、バレンシアへ移籍し、2018/19シーズンからはイングランドのブライトンに加入。現在はスペインへ帰郷し、再びベティスに在籍しているものの、今季は負傷による長期離脱を余儀なくされた。

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