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板倉滉も? マンチェスター・シティ脱出で成功した5人。イングランド屈指の才能、今夏の移籍市場を賑わす人気銘柄も!

シリーズ:脱出して成功した5人 text by 編集部 photo by Getty Images

DF:アンヘリーニョ(ライプツィヒ/スペイン)

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【写真:Getty Images】


生年月日:1997年1月4日
在籍期間:2013年7月~2018年7月、2019年夏~2021年夏
加入時移籍金:450万ユーロ(約5.4億円)、2度目:1200万ユーロ(14.4億円)
退団時移籍金:550万ユーロ(約6.6億円)、2度目:1800万ユーロ(約21.6億円)
シティ通算成績:15試合0得点3アシスト

 デポルティーボ・ラ・コルーニャのカンテラ(下部組織)で台頭したアンヘリーニョは、当時16歳の選手に対して支払われる額としては破格の450万ユーロ(約5.4億円)の移籍金でマンチェスター・シティに引き抜かれた。

 シティではU-21でプレーした後、同じシティグループのニューヨーク・シティ(MLS)や提携先のブレダ(エールディビジ)で活躍。特にブレダではDFながらチームのアシスト王に輝くなど持ち味である攻撃力を遺憾なく発揮し、シティに復帰することなく、同じオランダのPSVが550万ユーロ(約6.6億円)の移籍金で引き抜くことに成功した。

 PSVに売却した際に買戻しオプションを付随させていたシティは、2018/19シーズンのアンヘリーニョの活躍を踏まえてシーズン終了後に買戻しを決断。2020/21シーズン前半戦はシティで公式戦12試合に出場したが、程なく構想外となり、復帰からわずか半年後にライプツィヒへと活躍の場を求めている。この流れでシティは、買戻しの際に支払った額から600万ユーロ(約7.2億円)を上乗せした額でライプツィヒに売却することに成功しており、大きな利益を得る形となった。

【了】

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