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無駄遣いは? マンチェスター・シティの補強診断。過去5年の獲得選手を5段階でチェック。高評価の多さが成功の証。圧倒的な最低評価は?

text by 編集部 photo by Getty Images

C評価(ある程度の結果を残した補強)


【写真:Getty Images】


GK:スコット・カーソン(イングランド)
生年月日:1985年9月3日
加入年:2019年夏
移籍金:レンタル
通算成績:1試合3失点

 2019年夏にダービーからレンタルで加入した元イングランド代表GK。ダービーとの契約が切れた2021年夏に再契約を交わし、今夏契約延長した。第3GKとしてほぼ出番はないが、4季目に突入する事実が周囲からの信頼の証だ。

DF:アイメリク・ラポルテ(スペイン代表)
生年月日:1994年5月27日
加入年:2018年冬
移籍金:6500万ユーロ(約90億円)
通算成績:108試合8得点3アシスト

 2018年冬にアスレティック・ビルバオから獲得してすぐに定位置を確保。2019/20シーズン前半戦はケガで棒に振った。加入当初は凡ミスの多さが気になったものの、減少傾向。貴重な左利きのCBとしてグアルディオラ監督に重宝されている。

DF:板倉滉(日本代表)
生年月日:1997年1月27日
加入年:2019年冬
移籍金:110万ユーロ(約1.5億円)
通算成績:なし

 川崎フロンターレから2019年冬に加入。その後、フローニンゲン、シャルケへのレンタルを経験したあと、今夏500万ユーロの移籍金でボルシア・メンヒェングラッドバッハへ完全移籍。レンタル先で価値を高めたが、補強としての評価はプラスでもマイナスでもない。

FW:食野亮太郎(日本代表)
生年月日:1998年6月18日
加入年:2019年夏
移籍金:100万ユーロ(約1.4億円)
通算成績:なし

 ガンバ大阪から2019年夏に加入。その後、ハーツ、リオ・アヴェ、エストリルへレンタルし、今夏完全移籍でガンバ大阪に復帰した。芽は出なかったが、多くの若手を確保しては毎年ふるいにかけるシティにおいては、特別なことではない。補強にはならなかったが、損をすることもなかった。

GK:ザック・ステッフェン(アメリカ代表)
生年月日:1995年4月2日
加入年:2019年夏
移籍金:682万ユーロ(約9.4億円)
通算成績:2試合1失点

 2019年夏にコロンバス・クルーから獲得したGK。守護神エデルソンにトラブルが起きなかったため、第2GKとしてベンチに座り、カップ戦でピッチに立ったが、FAカップ準決勝リバプール戦で痛恨のミスから失点を許してしまった。2022/23シーズンはミドルスブラへレンタルが決まっている。

FW:カイキ(ブラジル)
生年月日:2003年6月11日
加入年:2022年冬
移籍金:1000万ユーロ(約14億円)
通算成績:1試合0得点0アシスト

 2021年4月にフルミネンセからの獲得が発表され、2022年から合流したブラジル期待の才能。今年2月のノリッジ戦でプレミアリーグデビューを飾ったが、出番はこれだけ。まだアカデミーで経験を積んでいる段階。

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