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【ベルギー代表 カタールW杯無料選手名鑑】基本フォーメーション&招集メンバー全選手紹介

シリーズ:カタールW杯選手名鑑 text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】


シャルル・デ・ケテラーレ
生年月日:2001年3月10日(21歳)
所属クラブ:ACミラン(イタリア)
2022リーグ戦成績:12試合出場/0得点1アシスト
代表通算成績:10試合出場/1得点0アシスト

 アマドゥ・オナナと並ぶベルギー代表の大器、シャルル・デ・ケテラーレもW杯に臨むメンバー26人に名を連ねた。トップ下を主戦場とする同選手は、攻撃センスが抜群。卓越したテクニックで1人で局面を打開することも、高精度のパスであらゆる位置からチャンスを演出することも出来る。カタールW杯では出番が少ないかもしれないが、次世代のベルギー代表の顔となるのはおそらくこの男だ。

ジェレミー・ドク
生年月日:2002年5月27日(20歳)
所属クラブ:レンヌ(フランス)
2022リーグ戦成績:7試合出場/0得点0アシスト
代表通算成績:10試合出場/2得点3アシスト

 ベルギーが生んだ神童、ジェレミー・ドクは今大会注目の若手選手の1人だ。爆発的なスピードと卓越したテクニックを活かした切れ味鋭いドリブルは、おそらく大会屈指。1人での局面打開はもちろんだが、ドリブル中に味方にスルーパスを出すなど、プレーの幅が広く予測不可能なこの男は世界の名だたるDFと言えど容易には止められないだろう。W杯という大舞台でどんな活躍をみせるのか。この男のプレーに注目だ。

エデン・アザール
生年月日:1991年1月7日(31歳)
所属クラブ:レアル・マドリード(スペイン)
2022リーグ戦成績:3試合出場/0得点0アシスト
代表通算成績:122試合出場/33得点36アシスト

 ベルギー代表の10番を背負うエデン・アザールも順当に選出された。チェルシー在籍時に世界最高峰のアタッカーの1人となった同選手は、レアル・マドリードに加入以降、怪我などによりコンディションを落とし、1シーズン通して満足にプレー出来ていない。今季もレアルでは出番が少ないが、ワールドカップでは本領を発揮することが出来るか。ベルギー代表がW杯優勝を成し遂げるためには、この男の活躍が鍵になるだろう。

ドリース・メルテンス
生年月日:1987年5月6日(35歳)
所属クラブ:ガラタサライ(トルコ)
2022リーグ戦成績:11試合出場/1得点0アシスト
代表通算成績:106試合出場/21得点32アシスト

 ドリース・メルテンスは今夏にガラタサライへ移籍。ここまでリーグ戦1得点と不調だったが、無事にワールドカップメンバー入りを果たした。ストロングポイントは、華麗なテクニックと高精度のキックだ。169cmと小柄な同選手は、その体格を活かしてスルスルと密集地帯を抜き去り、高精度のパスでチャンスを演出する。シュート精度も抜群で、ナポリ在籍時には歴代最多得点記録を更新し、ベルギー人プレーヤーとしてセリエA初の100得点を達成した。35歳を迎え、おそらく自身最後のW杯となる今大会でどんな活躍をみせるか。

レアンドロ・トロサール
生年月日:1994年12月4日(27歳)
所属クラブ:ブライトン(イングランド)
2022リーグ戦成績:13試合出場/7得点3アシスト
代表通算成績:21試合出場/5得点3アシスト

 ここ数年で評価が急激に上昇しているのが、日本代表MF三笘薫の同僚レアンドロ・トロサールだ。主戦場は左サイドだが、卓越したテクニックに高精度のパスを有し、さらに抜群のシュートセンスとチャンスメイク力を誇る同選手はトップ下やCFもこなすことが出来る。ベルギー代表ではエデン・アザールがいるため出場機会が少ないが、試合終盤の重要な場面ではこの男の存在が必要になってくるだろう。

ミシー・バチュアイ
生年月日:1993年10月2日(29歳)
所属クラブ:フェネルバフチェ(トルコ)
2022リーグ戦成績:7試合出場/5得点1アシスト
代表通算成績:47試合出場/26得点6アシスト

 負傷明けのロメル・ルカクが不調の場合、代役を務めるのがミシー・バチュアイだ。今夏にフェネルバフチェへ活躍の場を移したこの男はここまで好調。スピードを活かした抜け出しと抜群のシュートセンスでリーグ7試合で5得点をマークしている。正確なポストプレーも同選手の魅力の1つだ。ワールドカップ初出場となったロシア大会ではなかなか出番が回ってこなかったが、今回は重要な役割を担うことになりそうだ。

ロイス・オペンダ
生年月日:2000年2月16日(22歳)
所属クラブ:ランス(フランス)
2022リーグ戦成績:14試合出場/7得点0アシスト
代表通算成績:4試合出場/1得点0アシスト

 近年評価が急上昇しているロイス・オペンダは、今年6月のポーランド戦で代表デビュー。途中出場からわずか8分で代表初ゴールを決めた期待のストライカーだ。スピードを活かしたドリブル、相手DFを背負っての正確なポストプレー、さらに抜群のシュート精度にチャンスメイクと、この男は何でも出来る。主戦場はCFだが、サイドでもプレー可能。ユーティリティ性も高いため、短期間で行われる今大会では重要な存在となるかもしれない。

ロメル・ルカク
生年月日:1993年5月13日(29歳)
所属クラブ:インテル(イタリア)
2022リーグ戦成績:4試合出場/1得点1アシスト
代表通算成績:102試合出場/68得点15アシスト

 他を圧倒する強靭なフィジカルにスピード、さらに強烈なシュートを誇るロメル・ルカクは、ベルギー代表歴代最多得点記録を更新し続ける絶対的エースだ。今年10月に左足太ももを負傷して以降は所属クラブでプレー出来ていないが、ロベルト・マルティネス監督から信頼が厚いこのFWはW杯に臨むメンバー26名に名を連ねた。本大会まで残り数日だが、果たして万全の状態で臨むことができるか。

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