DF

デニス・オドイ
生年月日：1988年5月27日（34歳）
所属クラブ：クラブ・ブルッヘ（ベルギー）
2022リーグ戦成績：15試合出場／0得点0アシスト
代表通算成績：4試合出場／0得点0アシスト

　ベルギーでプロキャリアをスタートしたデニス・オドイは、世代別代表からベルギー代表に選出されていた。2012年には親善試合でA代表デビューも飾ったが、その後は招集されることがなかったためガーナ代表への転向を決意。今年3月に同代表デビューを果たした。主戦場は右サイドバックだが、足元の技術と戦術理解度が高く、センターバックやボランチでもプレーできるユーティリティプレーヤーだ。

アリドゥ・セイドゥ
生年月日：2000年6月4日（22歳）
所属クラブ：クレルモン（フランス）
2022リーグ戦成績：14試合出場／0得点0アシスト
代表通算成績：4試合出場／0得点0アシスト

　20歳でフランスへ渡り、当時リーグ・ドゥ（フランス2部）に所属していたクレルモンでプロデビューを飾った。身長173cmと他の選手に比べれば小柄だが、どんな相手にも当たり負けしない強靭なフィジカルが持ち味。2022年6月に行われた日本代表戦でガーナ代表デビューを果たし、カタールワールドカップへの切符を手にした。

アレクサンダー・ジク
生年月日：1994年8月9日（28歳）
所属クラブ：ストラスブール（フランス）
2022リーグ戦成績：14試合出場／1得点1アシスト
代表通算成績：18試合出場／1得点0アシスト

　ガーナ代表を支える万能型センターバック。身体能力が抜群で、スピードとフィジカルを活かした鋭いタックルで相手を封殺する。守備能力だけなく高いパスセンスも持ち合わせ、サイドバックやボランチでプレー可能だ。昨季ガーナ年間最優秀選手賞に選出されたこのDFが、世界の名だたるアタッカーの前に立ちはだかる。

ギデオン・メンサー
生年月日：1998年7月18日（24歳）
所属クラブ：オセール（フランス）
2022リーグ戦成績：7試合出場／0得点1アシスト
代表通算成績：12試合出場／0得点1アシスト

　毛先だけ茶色のドレッドヘアが特徴の細身なサイドバック。16歳の頃に母国クラブでプロキャリアをスタートすると、18歳で欧州へ。オーストリアリーグで経験を重ね、21歳でガーナ代表デビューを果たした。他を寄せ付けない圧倒的なスピードを誇るため、相手に振り切られることがほとんど無い。ボール奪取後にみせる迫力あるドリブルにも注目だ。

ジョセフ・アイドゥー
生年月日：1995年9月29日（27歳）
所属クラブ：セルタ（スペイン）
2022リーグ戦成績：14試合出場／1得点0アシスト
代表通算成績：11試合出場／0得点0アシスト

　ラ・リーガで久保建英と対峙したセンターバック。19歳の頃に欧州へ渡るとベルギーのヘンクで評価を高め、2019年加入したセルタでは不動の地位を確立している。守備能力が高いことはもちろんだが、広い視野と高いパスセンスを兼ね備え、正確なロングパスや後方からFWやボランチに付ける鋭い縦パスが持ち味だ。ガーナ代表での序列はあまり高くないが、実力は申し分ない。

アブドゥル＝ラハマン・ババ
生年月日：1994年7月2日（28歳）
所属クラブ：レディング（イングランド）
2022リーグ戦成績：10試合出場／0得点0アシスト
代表通算成績：47試合出場／1得点8アシスト

　17歳でドイツに渡ると、2014年に加入したアウクスブルクで覚醒。欧州にその名を轟かせ、翌夏にチェルシーへの移籍を果たした。左足から繰り出される正確なパスや相手ディフェンス網を1人で突破するドリブルは見事だが、特筆すべきは対人守備能力の高さだ。鋭い読みとスピードを活かして素早くプレスをかけ、1度マークした相手を決して離さずクリーンにボールを刈り取る。チェルシー加入後はレンタル移籍が続いているが、ガーナ代表では左サイドバックで不動の地位を確立している。

ダニエル・アマーティ
生年月日：1994年12月21日（27歳）
所属クラブ：レスター（イングランド）
2022リーグ戦成績：12試合出場／0得点0アシスト
代表通算成績：45試合出場／0得点0アシスト

　元日本代表FW岡崎慎司の元同僚。2016年冬にレスターへ移籍し、奇跡のプレミアリーグ優勝に貢献した。足元の技術はさほど高くないが、戦術理解度が高く、複数のポジションを難なくこなす。相手選手を吹き飛ばすほどのフィジカルを持ち、ガーナ代表に初選出された2015年からチームを支え続ける不動のセンターバックだ。

モハメド・サリス
生年月日：1999年4月17日（23歳）
所属クラブ：サウサンプトン（イングランド）
2022リーグ戦成績：14試合出場／0得点1アシスト
代表通算成績：3試合出場／1得点0アシスト

　18歳でバジャドリードへ加入すると、主力DFが抜けた19/20シーズン開幕からスタメンに抜擢された。ラ・リーガで評価を一気に高めて翌夏にサウサンプトンへ移籍した。センターバックながらテクニックとスピードが非凡。対人守備は身体能力任せで、少々粗削りな部分があるが、屈強なプレミアリーグの選手たちとも渡り合う強さを持っている。今年9月にガーナ代表デビューしたばかりだが、実力はチーム内でも屈指だ。

タリク・ランプティ
生年月日：1999年4月17日（23歳）
所属クラブ：ブライトン（イングランド）
2022リーグ戦成績：11試合出場／0得点0アシスト
代表通算成績：2試合出場／0得点0アシスト

　チェルシーの下部組織出身の小柄なサイドバック。イングランド生まれでガーナ人の両親を持ち、世代別代表ではイングランド代表でプレーしていたが、フル代表はガーナを選択。今年9月にガーナ代表デビューを果たし、カタールワールドカップに臨むメンバーに名を連ねた。卓越したテクニックと圧倒的なスピードが武器で、1人で局面を打開する凄まじい突破力を持つ。