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【ガーナ代表 カタールW杯無料選手名鑑】基本フォーメーション&招集メンバー全選手紹介

シリーズ:カタールW杯選手名鑑 text by 編集部 photo by Getty Images

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 2021年9月、ミロヴァン・ライェヴァツ氏が自身2度目のガーナ代表監督に就任。南アフリカワールドカップでガーナ代表をベスト8に導いた同監督の下で、カタールW杯・アフリカ2次予選のグループリーグを首位通過した。だが、その後は4戦1分3敗と低迷したため、今年3月に行われたアフリカ3次予選を前に解任。ガーナ代表OBであるオットー・アッドが後任として就任し、2大会ぶり4度目のW杯出場を勝ち取った。

 欧州で活躍する若手とベテランが混在するガーナ代表の武器は、ショートカウンターだ。ボランチの選手を中心に中盤で積極的にボールを奪いに行き、スピードのある選手が揃うサイドを起点にカウンター攻撃を仕掛ける。空中戦に強い屈強な選手達も揃っており、セットプレーも大きな武器だ。

 カタールW杯に臨むガーナ代表は、予選で正GKを務めたジョー・ウォラコットと第2GKだったリチャード・オフォリが不在。17日に行われたスイス代表との親善試合ではローレンス・アティ・ジギがゴールを守っていたが、本大会では誰が正GKに抜擢されるか。

 ディフェンスラインは4バックが基本形。センターバックはダニエル・アマーティとアレクサンダー・ジクのコンビが定番で、その脇をデニス・オドイとアブドゥル=ラハマン・ババが固める。右サイドバックにタリク・ランプティが入れば、より攻撃的な布陣となる。

 ボランチとトップ下はトーマス・パーティ、ダニエル=コフィ・キェレー、モハメド・クドゥスの3人がファーストチョイスに近いだろう。パーティは中盤の底に入るが、キェレーとクドゥスはどちらのポジションもこなすことが出来るため、対戦相手や戦況に応じて位置を変えることがある。そしてサイドハーフは右にキャプテンのアンドレ・アイェウ、左はカマルディーン・スレマナが濃厚だ。

 FW陣は欧州リーグや国内リーグで活躍する才能豊かな選手たちが揃う。現状では9番を得負うジョルダン・アイェウがファーストチョイスに近いが、果たして。

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