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カタールW杯第3節ベストイレブン! サッカー日本代表からも! 大舞台で輝いた世界最高の11人

シリーズ:カタールW杯ベストイレブン text by 編集部 photo by Getty Images

MF


【写真:Getty Images】


アクラフ・ハキミ(モロッコ代表)
生年月日:1998年11月4日(24歳)
大会通算成績:3試合0得点1アシスト
チーム成績:勝ち点7(2勝1分0敗)

 モロッコ代表は、前回の準優勝国クロアチア代表、3位ベルギー代表という2カ国がいるグループの中で見事に首位で決勝トーナメント進出を決めた。

 その中で素晴らしいフィードで2点目をアシストしたのがアクラフ・ハキミだ。PSGのDFは低い位置からのロングフィードや自らの持ち上がりで攻撃の起点になり、最終的にアシストも記録している。さらに圧倒的なスピードを活かし、崩しの局面、更には守備でもチームに大きく貢献した。

三笘薫(日本代表)
生年月日:1997年5月20日(25歳)
大会通算成績:3試合0得点1アシスト
チーム成績:勝ち点6(2勝0分1敗)

 日本代表は、スペイン相手に予想外の逆転勝利、そして首位での決勝トーナメント進出で世界を湧かせた。

 ブライトンの新エース候補は、後半からの出場でドイツ戦同様にチームの攻撃を活性化させつつ、同点に追いついて勢いに乗る日本代表の逆転弾をアシストした。そのクロスボールを上げる際、ボールは一見ピッチ外に出ているようにも見えたが、最終的にはインプレーに。VARのおかげもあり、アシストは認められた。決定機以外も、69分には自陣で相手のパスをカットした三笘薫は勢いそのままに独走。レアル・マドリードのダニエル・カルバハルを簡単に抜き去り、完璧なクロスをあげて浅野の決定機を演出した。

アレクシス・マック・アリスター(アルゼンチン代表)
生年月日:1998年12月24日(23歳)
大会通算成績:2試合1得点0アシスト
チーム成績:勝ち点6(2勝0分1敗)

 アルゼンチンは、初戦でサウジアラビアにまさかの敗北を喫した。しかし2戦目はリオネル・メッシがチームを救う活躍をみせてメキシコに勝利。望みを繋いで3戦目では三笘薫と同僚で、ブライトンの10番、アレクシス・マック・アリスターがアルゼンチンを勝利に導いた。

 マック・アリスターは、46分に右サイドから上がったクロスを右足で合わせて先制点を決めるなど、得点直結のプレーを見せただけではない。持ち前の走力、技術を活かしてスタメン起用に応えてみせた。初戦はベンチスタート、2戦目からスタメンに名を連ねたマック・アリスターは、今後もメッシのラスト出場のワールドカップ優勝に導くキーマンになるのかもしれない。

アイサ・ライドゥニ(チュニジア代表)
生年月日:1996年12月13日(25歳)
大会通算成績:3試合0得点1アシスト
チーム成績:勝ち点4(1勝1分1敗)

 チュニジアは第3節で前回王者フランスに挑み、見事に勝利を収めた。決勝トーナメント進出は惜しくも叶わなかったが、フランスに勝利したことは大きな財産になるはず。

 そんな歴史的な試合において、アイサ・ライドゥニはこの試合唯一の得点となったワフビ・ハズリの独走ゴールをアシストするなど、この試合最多となる3回のチャンスメイクを記録。更には守備でもフィジカルの強さや、セカンドボールの回収などで良さを見せた。

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