FW：アミル・イブラギモフ（U-15イングランド代表）

生年月日：2008年4月2日
トップチーム通算成績：なし
市場価値：不明

　アミル・イブラギモフはまだトップデビューが先のはずだが、注目度の高い15歳のアタッカーだ。

　イブラギモフは今年、U-15イングランド代表としてプレーしているが、生まれはロシア。11歳のときに家族でイングランドに移り住み、まずはシェフィールド・ユナイテッドの下部組織に入った。その後ユナイテッドへ移籍し、U-14とU-15チームでキャプテンを経験。2022/23シーズンはU-18チームの試合にも5回出場している。今年4月にはトップチームの練習にも参加したとのことだ。

　このイブラギモフが注目を集めたのが、今年3月に行われたトッテナムとのゲームだった。英『エクスプレス』によると、イブラギモフはPKを獲得したが、この判定が不当と感じたようで、PKを相手GKに軽く転がして得点のチャンスを活かさないことを決めたという。そのときの様子を伝えたSNS投稿に5万件を超える「いいね」が付いたそうだ。

　また、イブラギモフはスポーツ一家としても知られている。弟のガジ・イブラギモフはユナイテッドのU-13チームに在籍中で、兄のイブラギム・イブラギモフは総合格闘技のプロ選手。さらに一番下の弟であるムハンマド・イブラギモフはU-11マンチェスター・シティの所属だ。

　才能だけでプロでの成功が約束されるわけではないとしても、これからの成長が気になる若手の一人だろう。

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