5位：クリストファー・エンクンク（フランス代表）

生年月日：1997年11月14日　
所属クラブ：チェルシー（イングランド）
22/23リーグ戦成績：25試合16ゴール4アシスト（RBライプツィヒ）

　今夏RBライプツィヒからチェルシーに加入したクリストファー・エンクンクは、8月に行われたプレシーズンマッチで膝を負傷。残念ながら長期離脱が確定し、現在はリハビリプログラムを受けている。

　プレミアリーグデビューはお預けとなってしまったものの、エンクンクがドイツで見せたプレーの数々を見れば、彼が素晴らしい才能の持ち主であることは誰もがわかるはずだ。攻撃的なポジションならどこでも起用可能という器用な選手であり、「スキル」のレベルは非常に高い。顔を上げてドリブルができるため視野が広く、自分でゴールを狙うべきか、味方にパスを出すべきかを瞬時に判断することが可能だ。昨季は、16ゴールでブンデスリーガ得点王に輝き、1試合ごとのキーパス数がチーム3位の1.6回を記録していた（データサイト『Sofa Score』参照）。

　在籍するチェルシーは現在プレミアリーグ14位に沈んでおり、スタートダッシュに失敗している。決定力不足に悩むチームが上位に返り咲くためにも、なるべく早くピッチに戻ってきてくれることを願うばかりだ。