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フォーカス 9か月前

無駄遣い…。マンチェスター・ユナイテッド「給料が高すぎる」6人。低迷するチームでコスパが最悪なのは?

シリーズ:給料が高すぎる5人 text by 編集部 photo by Getty Images

DF:ルーク・ショー(イングランド代表)

ルーク・ショー
【写真:Getty Images】

生年月日:1995年7月12日
推定年俸:780万ポンド(約14億8200万円)
今季リーグ戦成績:2試合0ゴール0アシスト

 ルーク・ショーは万全なコンディションが整っていれば、選手層が厚いイングランド代表でもレギュラーを掴める実力者だ。

 しかし、近年はコンディションが万全になることがない。昨シーズンも怪我と離脱を繰り返しており、プレミアリーグでは12試合しか出場することができなかった。それがユーロ2024(欧州選手権)出場を経ての今季はそれ以上の稼働率の悪さで、リーグ戦では2試合、全公式戦では3試合の計98分間の出場に留まっている。

 どれだけの実力者であったとしても、この稼働率の選手に年俸780万ポンド(約14億8200万円)を支払っているのはコストパフォーマンスが悪すぎる。怪我で計算できないことを前提としたチーム編成をする必要があり、他の選手への負担が大きくなってしまっていた。

 マンチェスター・ユナイテッドは左サイドバックの選手層が薄く、開幕はショーと、1年以上試合に出場していなかったタイレル・マラシアの2枚でスタートした。冬の移籍市場でパトリック・ドルグを加えたことで状況的にはやや改善されたが、ディオゴ・ダロトとノゼア・マズラウィにプレータイムのしわ寄せがいっている。この状況を招いたショーと編成を担うフロント陣は反省をするべきだろう。

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