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レアル・マドリード、乱打戦を制し決勝戦へ
スペイン国王杯(コパ・デル・レイ)準決勝2ndレグ、レアル・マドリード対レアル・ソシエダの試合が現地時間1日に行われ、レアルは延長戦の末に決勝進出を果たした。同大会に相応しい白熱した試合展開だったと、スペイン紙『アス』が1日に報じている。
レアルを率いるカルロ・アンチェロッティ監督は、エンドリックやロドリゴ、ヴィニシウス・ジュニオールなどを先発起用。16分には、ソシエダのアンデル・バレネチェアに先制点を決められてしまう。それでも30分にエンドリックがゴールを決めて同点に追いついた。しかし、72分にオウンゴールを献上して再びソシエダにリードされると、80分にはソシエダのミケル・オヤルサバルにも追加点を許すことになる。
だが、82分と86分に連続して得点を奪い、レアルが2戦合計4-3で有利な状況に持ち込んだ。このままレアルが逃げ切るかに思われた後半アディショナルタイム、オヤルサバルの劇的ゴールによってソシエダが最後まで粘り、試合は延長戦に突入する。そして、115分にはレアルのアントニオ・リュディガーがコーナーキックからヘディングシュートを決め、この決勝点によってレアルが決勝進出を果たした。
試合を振り返り、同紙は「最終的に、これぞコパ・デル・レイという壮絶な試合となった。この大会はいつも常識では測れない展開になる。それがまた魅力でもある」とし、「同大会は勝ち残り方式であるが故に、試合終盤に向けてヒートアップしやすい。この試合も例外ではなく、試合の終盤には完全に火がついた」と報じている。両チーム共に何度か得点のチャンスがあり、紙一重の攻防だったと言えそうだ。
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