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レアル・ソシエダは8位に浮上
サッカー日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダは現地時間6日、UDラス・パルマスと敵地で対戦し、3-1で勝利を収めた。試合後、イマノル・アルグアシル監督は、「この勝利の価値は非常に大きい」と語り、来季のヨーロッパの大会への出場に自信を示した。スペインメディア『MARCA』が、現地時間6日に伝えている。
4月1日にスペイン国王杯(コパ・デル・レイ)の準決勝でレアル・マドリードとの延長戦にも及ぶ激闘の末に敗れたソシエダ。今節は19位に沈むラス・パルマスとのアウェイゲームに臨んだ。久保がベンチスタートとなったソシエダは、5分にミケル・オヤルサバルのゴールで先制すると、56分にはセルヒオ・ゴメスが追加点。60分には失点したものの、63分に久保がピッチに立った後の5分後にホン・アランブルがネットを揺らして、再びリードを2点に広げる。このまま試合は終了し、3-1で勝利。リーグ戦2連勝を飾り、9位から8位に浮上した。
イマノル監督は「この勝利の価値は非常に大きい。火曜日(コパ・デル・レイのマドリー戦)の試合よりも今日のゲームの方に価値を感じていたし、それを選手たちにも伝えていた。火曜日の試合は素晴らしく、誇りに思っているが、今日どう戦うかが重要だった」と話した上で、「選手たちの努力には感謝の言葉しかない。非常に暑い中での試合だったし、前半には苦しむ時間帯もあった。それでも、3ゴール決めることができた。もっと多くのゴールが入っていてもおかしくなかったと思うよ」と敵地で勝ち点3を手にした一戦を振り返っている。
さらに、「この勝利でヨーロッパの大会への争いに食い込んだと思うか」と聞かれた53歳の指揮官は「今はその争いの真っ只中にいる。まだまだ多くの勝ち点が残っていて、直接対決もある。はっきりしているのは、自力で決められる立場にあるということ、そしてチームの感触が非常に良いということだ」とチームの状態に自信を示し、「過去5回のヨーロッパのカップ戦出場のうち3回は最終節で決めたものだし、我々は最後まで戦い抜いて、再びヨーロッパの舞台に戻ることを目指す」と力強く語っている。
ラ・リーガの残されたゲームは8試合。ソシエダはどこまで勝ち点を積み上げられるか注目だ。
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