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今ごろサッカー日本代表の中心だったはずが…。伸び悩んだ逸材10人。期待値ほどの活躍は見せられず?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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いつの時代にも、若くして才能を見出されて「いずれはサッカー日本代表の中核を担う」と期待される逸材は存在する。だが、実際に国を背負って立つ存在になる選手はほんの一握りであり、大抵は“出世コース”から外れてしまう。今回は、高い期待値がありながらも代表の中心選手になれなかった逸材10人を紹介する。※成績は『transfermarkt』を参照。

DF:小林友希(こばやし・ゆうき)


【写真:Getty Images】

生年月日:2000年7月18日
所属クラブ:ポルティモネンセ(ポルトガル)
24/25リーグ戦成績:20試合0得点0アシスト

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 185cmの長身左利きセンターバック(CB)である小林友希は、ヴィッセル神戸ユースから瞬く間にトップチームまで駆け上がったことで周囲から多くの期待を集めていた。2023年1月にはセルティックへと完全移籍。だが、初の欧州挑戦でインパクトを残すことができず、現在はリーガ・ポルトゥガル2(ポルトガル2部リーグ)を主戦場にしている。

 神戸サッカースクール出身の小林は、ユースでも一際注目を集める存在だった。高身長を活かした空中戦だけでなく、左利きCBの強みを活かした高精度のビルドアップは秀逸で、2016年5月には高校1年生にしてトップチームに2種登録されるほど高い期待を背負っていた。

 2022/23シーズンの途中にはセルティックに移籍し、小林は満を持して欧州挑戦に乗り出した。だが、同シーズンは公式戦7試合の出場にとどまると、翌2023/24シーズンは出場機会がゼロに。ブレンダン・ロジャーズ監督から戦力と見なされず、かといって移籍も容認されない“飼い殺し”状態となってしまった。

 それでも、2024/25シーズンはポルティモネンセに完全移籍し、晴れてセルティック“脱出”に成功。ポルトガル2部では20試合に出場しており、主力としてプレーする感覚を取り戻している。

 ただ、スコットランドで失われた時間によってキャリアが後退した感は否めず、日本代表の各アンダー世代で常連組だった小林はいまだフル代表に招集されていない。24歳と若く挽回も十分に可能ではあるが、日本代表入りを目指すのであればポルトガル2部リーグはアピールの場として弱いかもしれない。

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