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「終了間際にミスを…」マンU、土壇場失点で痛恨ドロー!?守護神が批判の的に「謙虚でいろ。とサッカーの神様が…」

text by 編集部 photo by Getty Images

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ユナイテッドのアンドレ・オナナ
【写真:Getty Images】

アンドレ・オナナ、悪い意味で注目を浴びる

 UEFAヨーロッパリーグ(欧州EL)準々決勝1stレグ、オリンピック・リヨン対マンチェスター・ユナイテッドの試合が現地時間10日に行われ、試合は2-2の引き分けに終わった。マンUのカメルーン代表GKアンドレ・オナナの試合前コメントをトロイ・ディーニー氏が指摘したと、英メディア『トークスポーツ』が10日に報じている。

 

 マンUを率いるルベン・アモリム監督は、ラスムス・ホイルンドやブルーノ・フェルナンデス、アレハンドロ・ガルナチョなどを先発起用。25分には、リヨンのティアゴ・アルマダに直接フリーキックから先制点を許してしまう。それでも前半アディショナルタイムにマンUのレニー・ヨロが頭で同点ゴールを決めると、88分にはマンUのジョシュア・ザークツィーもヘディングで得点し逆転に成功。このままマンUが逃げ切るかに思われたが、後半アディショナルタイムにリヨンのラヤン・シェルキが土壇場で劇的弾を叩き込み、試合は2-2のドローで終了している。

 痛恨ドローによって、批判の的になっているのがオナナだ。試合前にはオナナが「(リヨンより)マンUの方がはるかに優れている」と述べ、リヨンのネマニャ・マティッチから「全ての人を尊重するが、このような発言をするなら、それに相応しい実績が必要だ。マンU史上最悪のGKの一人であるならば、物を言う前にもう少し慎重になるべきだ。もし、エトヴィン・ファン・デル・サールやピーター・シュマイケル、ダビド・デ・ヘアがそう言ったのなら、僕は自分のことを省みるだろう。だが、あのような発言をするには、それに見合う裏付けが必要だ」との反論を受けていた。

 そして、今回のリヨン戦では、終了間際にリヨンのゲオルゲス・ミカウターゼが放ったシュートをオナナがキャッチできず、弾いたボールをシェルキに拾われて同点にされている。オナナのミスを受けて、ディーニー氏は「サッカーの神様が『謙虚でいろ』と教えてくれたんだろうね。こういうコメントをするには、自分が絶好調であることが前提だ。しかし、あれは完全に素人レベルのミスだよ。アウェイで完璧な試合をしたつもりでも、肝心のGKが何度も何度も足を引っ張っていたら、全部が台無しになる。それは良いGKとは言えないよ」と述べた。まだ勝ち上がるチャンスは残されているが、オナナは次の第2戦で汚名返上となるのだろうか。

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【了】

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