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【写真：Getty Images】

アスレティック・ビルバオは準決勝でマンチェスター・ユナイテッドと対戦

　アスレティック・ビルバオは現地時間17日、UEFAヨーロッパリーグ（EL）準々決勝の2ndレグでレンジャーズと対戦。2-0で勝利し、ベスト4進出を決めた。この一戦後、FWニコ・ウィリアムズが、本拠地『サン・マメス』でのEL制覇に向けて、意気込みを語った。スペインメディア『MARCA』が、現地時間18日に報じた。

　敵地でのレンジャーズとの1stレグは、13分に数的有利な状況になったものの、スコアレスドローに終わり、勝ち切れなかったビルバオ。しかし、ホームでの2ndレグは、前半アディショナルタイムにオイアン・サンセトがPKを決めて先制すると、80分にはニコがヘディングでネットを揺らして、2-0で快勝。準決勝に駒を進め、次なる相手はユナイテッドに決まった。

　今季から背番号「10」を背負うウインガーは、「子供なら誰しもオールド・トラッフォードでプレーしたいと思うものだよ。まずは『サン・マメス』での第1戦でベストを尽くし、アスレティックがどんなチームかを見せつけたい」と話し、「ユナイテッドは、プレミアリーグでは下位にいるが、リヨン戦ではどんなプレーができるかをはっきりと示した」とリヨンとのホームでの2ndレグで劇的な逆転勝利を収めたユナイテッドを警戒した。

　さらに、決勝の舞台である本拠地『サン・マメス』でのEL制覇に向けては、「あまり大っぴらにはしていないが、ずっとそういう思いでやってきた。チームはその目標にふさわしい努力をしているし、今はとても幸せだ。決勝進出は唯一の目標であり、それはずっと変わっていない。でも、僕たちは“決勝に行くだけ”で終わらせたくはないんだ。その上を目指しているからね」と今大会への想いを語っている。