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【写真:Getty Images】
久保建英が不満げにビジャレアル戦を振り返る
スペイン・ラ・リーガ第32節、レアル・ソシエダ対ビジャレアルの試合が20日に行われ、2-2のドローに終わった。この試合に先発出場したソシエダに所属するサッカー日本代表MF久保建英は、チームのパフォーマンスを不満げに振り返っている。スペインメディア『AS』が21日に報じた。
ソシエダは、7分にビジャレアルMFジェレミ・ピノのゴールで先制されるも、19分にFWミケル・オヤルサバルのPKで追いつく。その後、49分に相手GKのミスから追加点を奪い逆転。しかし、60分にFWアジョセ・ペレスにヘディングで同点弾を決められ、試合は2-2で終了した。
同メディアは、「久保はビジャレアル戦を悔しい思いで振り返った」と前置きし、試合後のコメントについて、次のように伝えている。
「地獄のようだった。試合の後には敗北に値しなかったと言うこともあるが、この試合は引き分けに値しなかったと思う。相手が勝つに値した。そもそも今日はあまりボールが来なかった。もしパスをもらえていたら、悪いイメージはなかったので、チャンスを作れたと思う。チームとして消極的になってしまったのがすべてだ」
また、「日本代表選手はマイクの前でいつもの誠実さを発揮した。自分のチームが『引き分けに値しなかった』と認めたほどだ」と述べた上で、「久保は、間違っていないと認めざるを得ない。なぜなら、前半、ビジャレアルが試合を優位に進めていたにもかかわらず、ソシエダは4回も決定機を作っていたからだ。後半ですべてが変わってしまったが、反省する上でその点を言及せずにはいられなかったようだ」と、久保の指摘は正しいものだと同調している。
仮に勝利していた場合、UEFAカンファレンスリーグ出場圏内の7位に浮上するチャンスだった。リーグ戦も残り6試合となり、7位のマジョルカとは勝点2差。UEFAヨーロッパリーグ出場圏内の6位レアル・ベティスとは9ポイント差だ。アトレティコ・マドリードやレアル・マドリードなど、強豪クラブとの試合も残されている中で、ソシエダは来季の欧州カップ戦への出場権を獲得できるだろうか。
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