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2位アーセナル、敗戦は免れたが…

　プレミアリーグ第34節、アーセナル対クリスタル・パレスの試合が現地時間23日に行われ、試合は2-2の引き分けに終わった。2位アーセナルが敗戦を免れたことで、リバプールのリーグ優勝は決まらなかったと、英メディア『BBC』が23日に報じている。

　アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督は、レアンドロ・トロサールやラヒーム・スターリング、ガブリエウ・マルティネッリなどを先発起用。3分には、マルティン・ウーデゴールのクロスにアーセナルのヤクブ・キヴィオルが頭で合わせて先制点を決める。しかし、27分にC・パレスのエベレチ・エゼに同点ゴールを決められてしまった。それでも42分にトロサールの得点でアーセナルが再び勝ち越したが、83分にC・パレスのジャン＝フィリップ・マテタに同点弾を許し再び追いつかれる。その後はお互いに追加点はなく、試合は2-2のドローで終了した。

　この結果を受け、同メディアは「アーセナルもC・パレスも、現在はカップ戦に主眼を置いている。アーセナルはUEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）準決勝、C・パレスはFAカップ準決勝に進出している状況だ。そのため、両チームの監督は主力選手を温存した」とし、「引き分けに終わったことで、過去5シーズンで2度目のプレミアリーグ優勝を目指すリバプールの戴冠はお預けとなった」と伝えている。首位リバプールとは勝ち点差12もあるため、すでに2位アーセナルはカップ戦の優勝に照準を定めているのかもしれない。

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