1位:ラミン・ヤマル(バルセロナ/スペイン代表)

【写真:Getty Images】
10代からビッグクラブでレギュラーを獲得する選手が当たり前になっている現在のサッカー界において、最も市場価値が高いティーンエージャーはバルセロナのラミン・ヤマルだった。
その価値はすでに1億8000万ユーロ(約288億円)に到達しており、全選手を含めても3番目に高額。17歳の同選手がこれまでのキャリアで与えたインパクトは、バルセロナOBのリオネル・メッシに匹敵するものだろう。
デビュー1年目の昨シーズンはラ・リーガ37試合で5得点7アシストを記録。今季は30試合消化した時点で昨季の成績を上回る6得点14アシストを記録しており、得点関与の部分でより存在感を発揮できるようになった。
複数人を相手にしても抜き去ることのできるドリブル技術は圧巻の一言。相手DFの重心をずらすのが上手く、4人抜きや5人抜きもお手の物だ。また、敵のタイミングを外してからのカットインも鋭く、最後の内巻きのシュートは高い確率で枠を捉える。
スペイン代表でも欠かせない選手であり、昨夏のユーロ2024(欧州選手権)では優勝の立役者となった。そのポテンシャルは世界No.1と言っても過言ではなく、近い将来に間違いなく世界最高額の市場価値がつく選手になるだろう。
【関連記事】
プレミアリーグの未来が危ない。“ビッグ6”の崩壊と大接戦が意味する、イングランドフットボール界の深刻な問題とは【コラム】
プレミアリーグでシーズン途中の監督交代が減少? その理由とは。広がる“格差”によって起こるチーム作りの変化【コラム】
もっと評価して! プレミアリーグ、過小評価イレブン。市場価値よりも実力がある選手たち
【了】