3位:デジレ・ドゥエ(パリ・サンジェルマン/フランス代表)

【写真:Getty Images】
生年月日:2005年6月3日
市場価値:6000万ユーロ(約96億円)
今季リーグ成績:27試合6得点7アシスト
パリ・サンジェルマンのデジレ・ドゥエは現在、最も勢いのある若手選手だろう。
昨夏にスタッド・レンヌから5000万ユーロ(約80億円)の移籍金で加入すると、ルイス・エンリケ監督の求める高い水準をクリアしてレギュラーに定着。今季は公式戦46試合で13得点12アシストと、チームを牽引する活躍を披露している。
前線がローテーションする形をとる戦術にも適応できるサッカーIQの高さと技術レベルを兼ね備えており、右足のキック精度は抜群。アストン・ヴィラとのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1st legでは、相手GKが一歩も動けないコースに強烈なシュートを叩き込んだ。
こういった活躍が評価されて今年3月にフランス代表デビュー。タレントが揃う中でもインパクトを残しており、キリアン・エンバペのように10代からレギュラーに定着する可能性もあるだろう。
今季の大活躍を受けて市場価値は急上昇しており、すでに加入時の2倍となる6000万ユーロ(約96億円)まで高騰。今季後半戦の大活躍を受けて、シーズン終了後にはさらに高い価値が付いているかもしれない。