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レアル・ソシエダが久保建英を差し出す？

　レアル・ソシエダがバルセロナのスペイン代表DFエリック・ガルシアを獲得するため、交渉材料としてソシエダに所属する23歳の日本代表MF久保建英を差し出すかもしれない。バルセロナも久保に関心を示していると、スペインメディア『カルペタスFCB』が28日に報じている。

　久保は今季公式戦47試合に出場し7得点4アシストを記録。ソシエダの主力として活躍しており、チームに欠かせない選手となっていた。久保はバルセロナとも縁があり、ユース時代にバルセロナのカンテラに在籍したことがある。久保に関しては、リバプールが夏に獲得に動くとの噂が浮上していたが、エジプト代表FWモハメド・サラーが契約延長に合意したため、久保のリバプール行きは消滅しつつある。

　同メディアによると、今季限りでイマノル・アルグアシル監督が退任するソシエダは夏に守備陣の強化を目指しており、ターゲットとしてガルシアに注目しているという。そのガルシアを獲得するため、久保とベネズエラ代表DFホン・アランブルを譲渡することを検討しているようだ。同メディアは「この提案は、バルセロナが今夏計画している他の移籍プランにも好影響を与える可能性がある」とし、「バルセロナにとっては予想外のシナリオになり得るが、ガルシアを放出し、アランブルと久保という2人の戦力を獲得することで、バルセロナの今夏の戦略は大きく変わる」との見解を示している。果たして、久保のバルセロナ移籍は実現するのだろうか。