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どこよりも早い! 24/25プレミアリーグベストイレブン。今季の主役となった最高の11人

シリーズ:プレミアリーグベストイレブン text by 編集部 photo by Getty Images

MF:トーマス・パーティ(アーセナル)

アーセナルMFトーマス・パーティ
【写真:Getty Images】

生年月日:1993年6月13日
リーグ戦成績:32試合4得点2アシスト

 今シーズンのアーセナルにおける嬉しい誤算がトーマス・パーティの復活だ。昨シーズンは怪我の影響でリーグ戦14試合にしか出場することができなかったが、第35節終了時点で32試合に出場している。

 昨季に加入したデクラン・ライスもアーセナルの[4-3-3]のアンカーを務めることも可能だが、適正で見ればトーマスの方が一枚も二枚も上だろう。彼は高い身体能力の持ち主でありながら気が利く選手で、周りの選手の動きに合わせて危険なスペースを埋めつつ、対人でも強さをみせてボールを刈り取れる。

 基本的にハイプレスで前から相手に圧力をかけるアーセナルは、アンカーのトーマスをボールの奪いどころに設定しており、リーグ戦でのタックル成功数はチーム1位となる80回を記録。前からの守備でも、あるいはブロックを敷いたディフェンスでもアンカーのポジションで求められる役割をこなせるのはアーセナルでは彼しかいない。

 ビルドアップでの貢献度の高さもチーム随一であり、狭いエリアでも縦パスを収めてからターンで前を向いてボールを散らす。今シーズンはマンチェスター・シティのロドリが怪我のためにほぼ全休となった中で、トーマスがリーグNo.1のアンカーだったと言っても過言ではないだろう。

MF:アレクシス・マック・アリスター(リバプール


【写真:Getty Images】

生年月日:1998年12月24日
リーグ戦成績:34試合5得点4アシスト

 リバプールのアレクシス・マック・アリスターは、今シーズンのプレーを経て正真正銘のワールドクラスの選手になったのではないだろうか。

 昨シーズンから代わってライアン・フラーフェンベルフがアンカーを務めることが増えた中で、アルゼンチン代表MFには中盤でバランスを取りつつ、司令塔としてゲームメイクする役割が与えられた。ただ、その難易度はかなり高いものであり、並大抵の選手がこなせるものではない。

 アルネ・スロット監督のチームは、ボランチの選手が相手のファーストプレスの後ろでボールを受けることを求められているため、狭いエリアで失わない技術の高さが必須。その中で両足を扱えるマック・アリスターの存在は大きく、プレスを剥がしつつ、両ワイドや背後にピンポイントのボールを蹴り分けている。

 この司令塔としての役割をこなしながら、得点に直接関与する決定的な仕事もこなしている。第31節フラム戦で決めた強烈なミドルシュートは、彼の今季のベストゴールだろう。

 また、守備での貢献度も高く、タックル成功数はリーグ6位の95回を記録。ドリブルをしている相手に対するタックルに限定するとリーグ1位であり、強度の部分でも1年目からの進化をみせている。優勝に大きく貢献した意味でもベストイレブンに該当する選手だろう。

MF:ユーリ・ティーレマンス(アストン・ヴィラ)

アストン・ヴィラMFユーリ・ティーレマンス
【写真:Getty Images】

生年月日:1997年5月7日
リーグ戦成績:35試合3得点7アシスト

 27歳にしてプロ通算500試合以上に出場しているユーリ・ティーレマンスは、目下キャリアハイのシーズンを過ごしている。

 昨シーズンのアストン・ヴィラ加入直後はドウグラス・ルイスとブバカル・カマラのコンビの控えに落ち着いていたが、前者が退団した今季からは絶対にスタメンから外せない戦力に定着。試合によってウナイ・エメリ監督は、大胆にメンバーを入れ替えることで知られるが、ティーレマンスをスタメンから外したことは一度もなかった。

 あらかじめメンバー外となったカラバオ・カップの2試合を除く全52試合で先発出場しており、この驚異的な稼働率の中でも後半戦にパフォーマンスレベルを上げている。

 第21節ノッティンガム・フォレスト戦と第32節サウサンプトン戦で記録したアシストのシーンに代表されるように、相手ディフェンスの背後にパスを通すのが得意。司令塔として相手のプレスを受けにくいポジションを取りつつ、ボールを持てば裏やフリーの選手に供給して攻撃を活性化させている。

 ハードワークの部分も欠かさず行っており、タックル成功数はリーグ11位となる83回を記録。昨季まで課題だったトランジションの部分での鋭さが加わったことで、穴のない世界屈指の司令塔に成長した。

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