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アントニーがマヌエル・ペレグリーニ監督への想いを語る
レアル・ベティスは現地時間4日、ラ・リーガ第34節でエスパニョールとのアウェイゲームに臨み、2-1で勝利を収めた。この試合で勝利を決定づける逆転ゴールを奪ったFWアントニーが、ベティスでの充実ぶりを明かした。スペインメディア『MARCA』が伝えている。
今冬にマンチェスター・ユナイテッドから再起を誓い、ベティスにレンタル移籍を果たしたアントニー。ここまで公式戦20試合に出場し、7ゴール4アシスト(今節のゴールを含む)と輝きを放っている。来季のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権を狙える6位と好位置につけ、UEFAカンファレンスリーグ(ECL)では決勝進出目前と快進撃を続けるベティスの攻撃陣を牽引している。
そんな25歳のブラジル人アタッカーは、今節の敵地でのエスパニョール戦で同僚も頭を抱えるほどのスーパーゴールを叩き込んだ。1-1で迎えた後半アディショナルタイム。ボックス右角でボールを持った背番号「7」は、独特のステップでシュートコースを作り出すと、迷わず左足を振り抜く。綺麗な放物線を描いたボールは、見事にゴール左上に突き刺さった。衝撃的な一発に同僚のMFイスコらは信じられない様子だった。アントニーの劇的なゴールで逆転勝利を飾ったベティスは貴重な勝ち点「3」を獲得。欧州CLの出場権を争う5位ビジャレアルに1ポイント差で追走している。
試合後、アントニーは「(信頼されていることは)とても大切なことだ。多くのインタビューで言ってきたように、今の自分は本当に幸せで、自分自身を取り戻せたと感じている。すべてがうまくいっているからね」とベティスでの充実ぶりを明かした。
さらに「監督は、僕が右足で素晴らしいゴールを決めたときに冗談を言ってきたんだ。『じゃあ左足ではいつ決めるんだ?』ってね。だから、左足でゴールを決めたあとに監督にハグをしたんだよ。彼のことを本当に大切に思っているし、信頼してくれていることに心から感謝している」とマヌエル・ペレグリーニ監督への想いを言葉にしている。
