MF:ルカ・モドリッチ(クロアチア代表)

【写真:Getty Images】
生年月日:1985年9月9日
24/25シーズン成績:31試合2ゴール4アシスト
ルカ・モドリッチとレアル・マドリードが紡いできた物語は、どのようなフィナーレを迎えるのだろうか。
2012年夏にトッテナムからマドリードの地に降り立ったクロアチアの貴公子は、加入初年度から大活躍。トニ・クロースやカゼミーロらと黄金の中盤を作り上げ、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)3連覇などに大きく貢献。2018年にはバロンドール受賞も果たし、マドリーですべてを叶えてきた。
それでも、モドリッチにはまだまだハングリー精神が眠っている。契約満了で退団も囁かれていた昨夏、当時38歳だったこのレジェンドは1年間の契約延長を勝ち取ったのだ。違いを作れる熟練の技術は、いまだクラブには必要不可欠と評価されたのだろう。
今季も、公式戦52試合に出場する鉄人っぷりを見せているモドリッチ。ファン・サポーターとしてはまだまだその姿を見ていたいだろうが、今のところは契約延長は決まっていない。現契約は6月末までとなっているが、マドリーはリーグ戦終了後の6〜7月にかけてFIFAクラブワールドカップ(CWC)に出場することになっている。CWC終了後までの短期契約の延長という話も出ているようだが、マドリーはどのような判断を下すのだろうか。