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フォーカス 7か月前

今季でバイバイ!? レアル・マドリード、夏の放出候補5人。無冠が濃厚で大刷新!? 立場が危ういのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

DF:フラン・ガルシア(スペイン代表)


【写真:Getty Images】

生年月日:1999年8月14日
24/25シーズン成績:27試合0ゴール2アシスト

 今季出場機会を増やしたフラン・ガルシアだが、それによってさまざまな弱点が露呈することとなってしまった。

 レアル・マドリードのカンテラ(下部組織)出身のガルシアは、レンタル移籍の末、一度はラージョ・バジェカーノに完全移籍し、名門を離れたが、2023年夏に古巣に復帰。昨季はリーグ戦25試合に出場し1ゴール5アシストの成績を残した。今季は同じく左サイドバックを務めるフェルランド・メンディが怪我で離脱することが増え、すでに昨季を超える同27試合に出場している。

 しかし、今季ここまでの出来は必ずしも良いといえるものではない。豊富なスタミナと優れた走力を武器に上下動を繰り返すプレーがガルシアの持ち味だが、メンディと比較するとビルドアップ時の動きや守備面では大きな差があり、左サイドが大きな穴となってしまっている。

 マドリーへの加入が噂されていたアルフォンソ・デイヴィスがバイエルン・ミュンヘンと2030年までの契約延長に合意したものの、ジローナにレンタル中のミゲル・グティエレスを呼び戻す選択肢もあり、依然としてガルシアの地位は危うい。出場機会こそ増えたものの、そのパフォーマンスには疑問符が付いている状態なだけに、首脳陣がどのような判断を下すのか注目である。

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