アーセナル 最新ニュース
冨安健洋、膝の手術を要する怪我。今季は復帰の目処立たず
英メディア『ペイン・イン・ザ・アーセナル』が6日に「夏の移籍市場を前に危うい立場に立たされたアーセナルの5名」と題し、移籍の可能性が高まっている選手を選出した。アーセナルに所属する26歳の日本代表DF冨安健洋も、そのうちの一人に選ばれている。
冨安は度重なる怪我を乗り越えつつ、昨季終盤には主力に定着して4試合連続でフル出場を果たした。サイドバックやセンターバックのポジションでプレー可能であり、万能型DFとして重宝されている。しかし、今季開幕前のプレシーズン中に負傷。その後復帰し、昨年10月4日に行われたプレミアリーグ第7節のサウサンプトン戦で84分に途中出場を果たしたが、怪我が再発したことで再び離脱した。そして、長期にわたる怪我を克服するため、冨安は2度目の膝の手術を決断し、さらに離脱期間が伸びている。
それを踏まえ、同メディアは、冨安、オレクサンドル・ジンチェンコ、レアンドロ・トロサール、ガブリエウ・ジェズス、ファビオ・ヴィエイラ(ポルトにレンタル中)の5人を放出候補に挙げた。冨安については「怪我に悩まされている選手の一人が冨安だ。この日本代表DFにとって、これ以上ないタイミングの悪さだ。最終ラインのどのポジションでもこなせる万能さが彼の武器だが、それもピッチに立ててこそ活かされる。冨安は今季、膝の手術を要する怪我の影響でわずか1試合の出場にとどまっている。夏には契約が残り1年となる予定で、ジンチェンコと同様に売却のタイミングは今だ。ベン・ホワイトやユリエン・ティンバーといった選手たちが定位置を争う中、冨安にとっては移籍した方が良いという判断もあるだろう」と伝えている。離脱中にチーム内の状況も大きく変わっているため、冨安は移籍も選択肢の一つとして考えているかもしれない。
【関連記事】
無駄遣い…。アーセナル「給料が高すぎる」6人
「世界で3本の指に入る」アーセナルの“新SD“アンドレア・ベルタとは何者? 招聘の理由と求められる役割とは【コラム】
出さなきゃよかった…。アーセナル退団で化けた元アカデミー選手6人
【了】
