レアル・マドリードの予想スタメンは?
スペイン・ラ・リーガ第35節、バルセロナ対レアル・マドリードの試合が現地時間11日に行われる。伝統の一戦に両チームはどのようなメンバーで臨むのだろうか。次に、勝利して逆転優勝の可能性を残したいマドリーのスタメンを予想する。
34試合を消化した時点で、2位マドリーの勝点は「75」。首位を走るバルセロナとはわずか4ポイント差だ。リーガも残り4試合となり、今回のエル・クラシコが今季の優勝争いを決定づける大一番となる。マドリーが勝利すれば、残り3試合で勝ち点差はたったの1となるため、逆転優勝の可能性が高まるだろう。一方で、バルセロナが勝利した場合、勝点差は「7」となり、実質的にタイトル争いは終結する。
日程面から見ると、マドリーは4月27日に行われたコパ・デル・レイ決勝(バルセロナが3-2で勝利)以降は、4日のセルタ戦のみ。一方のバルセロナは、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝とリーグ戦を戦い、2週間で合計3試合を消化している。また、準決勝2ndレグでは延長戦まで突入しており、コンディション面では試合数の少なかったマドリーが有利と言えるだろう。
マドリーにとって不安なのは、最終ラインの人員不足だ。DFアントニオ・リュディガーは出場停止、ダヴィド・アラバとミリトンは負傷離脱している。そのため、CBはラウール・アセンシオと、本来であればMFのオーレリアン・チュアメニのコンビが濃厚だ。
スペインメディア『AS』は11日に、チームを率いるカルロ・アンチェロッティ監督は守備面で選択の余地がないこと、その影響で中盤にMFルカ・モドリッチとダニ・セバージョスのどちらかを起用する、これまでと同様のフォーメーションを使わざるをえないと指摘した。そのため、これまでのバルセロナの試合と比較しても、マドリーに大きな変化はないと強調している。
上記を踏まえて、スタメンは以下を予想した。
GKはティボー・クルトワ。最終ラインは、DFルーカス・バスケス、オーレリアン・チュアメニ、ラウール・アセンシオ、フラン・ガルシアの4人だろう。ダブルボランチは、MFルカ・モドリッチとフェデリコ・バルベルデだ。
2列目は、不調のロドリゴに代わってMFアルダ・ギュレル、そしてジュード・ベリンガムとヴィニシウス・ジュニオールだろう。ワントップは、FWキリアン・エムバペだ。
