DF:タイレル・マラシア(オランダ代表)

【写真:Getty Images】
生年月日:1999年8月17日
今季リーグ成績:3試合0得点0アシスト
マーカス・ラッシュフォードやアントニーら、他の冬のローン移籍組が充実したシーズン後半戦を過ごしている一方で、タイレル・マラシアは苦しんでいる。
2023年夏に手術をした膝の回復状況が良くなく、2023/24シーズンは全休を余儀なくされた。今季も序盤戦を怪我で欠場していたが、トップチームでは昨年11月末のUEFAヨーロッパリーグ(EL)ボデ/グリムト戦で復帰。
しかし、1年以上ぶりの復帰ということもあり、試合勘不足は否めず、冬の移籍市場でパトリック・ドルグと入れ替わる形でPSVにローン移籍した。
ただ、この移籍は成功だったとは言い難い。彼が先発出場した公式戦6試合は1勝2分3敗と勝率が悪く、アヤックスとの第27節では失点に直接絡んでしまうなど、試合勘が戻らず低調なパフォーマンスが続いている。3月以降はベンチを温める日々が続いており、PSVが1000万ユーロ(約16億円)の買い取りオプションを行使する可能性は限りなく低い。
エールディビジでも通用していないパフォーマンスに、マンチェスター・ユナイテッドは頭を悩ませることだろう。マラシアとの契約は2026年夏までであり、契約延長をしない場合は、今夏が移籍金を回収できるラストチャンスになる。果たして復活を志す25歳の獲得に興味を示すクラブは現れるのだろうか。
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