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えぐい稼ぎ…。欧州日本人選手、最新の高額年俸ランキング11〜20位。異国の地で認められている実力者たち

シリーズ:年俸ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

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 かつて日本人選手の海外挑戦は、それ自体が一種のステータスと見なされる側面もあった。しかし、時代は変わり、もはや欧州クラブに所属する“だけ”では高い評価は得られない。今回は、欧州5大リーグでプレーする日本人選手たちの最新年俸をランキング形式で順位ごとに紹介する。※年俸は『Capology』、各スタッツは『transfermarkt』を参照。データは5月14日時点。

20位:福田師王(ふくだ・しおう)


【写真:Getty Images】

生年月日:2004年4月8日
推定年俸:14万ユーロ(約2240万円)
所属クラブ:ボルシア・メンヒェングラードバッハ(ドイツ)
24/25リーグ戦成績:5試合1ゴール0アシスト

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 欧州5大リーグでプレーする日本人選手の年俸ランキングで20位にランクインしたのは、ボルシア・メンヒェングラードバッハに所属する福田師王だ。同選手の推定年俸は14万ユーロ(約2240万円)となっている。

 福田といえば、2020年に進学した神村学園高校での活躍が印象的だろう。超高校級ストライカーとして名を馳せた同選手は、全国高校サッカー選手権で3年連続優秀選手に選ばれるなど、高校サッカーの舞台で無双し続けた。

 高校3年次に同大会の得点王を獲得した福田には、国内外の多くのクラブからオファーが殺到し、最終的にドイツ1部のボルシアMGへの移籍を決断。高校から海外クラブへ移籍するケースは近年増加しているが、欧州5大リーグクラブへの加入は稀であり、この契約には大きな注目が集まった。

 当初はリザーブチームに身を置いたが、早くから結果を残したことで、昨年1月にトップチーム正式昇格を掴む。まだ出場機会こそ多くないが、今季は第17節のヴォルフスブルク戦でリーグ初ゴールを記録するなど、限られた時間の中でアピールを続けている。

 なお、現行の14万ユーロは、ボルシアMGのトップチームに所属する選手の中で最も低い年俸である。リーグ通算で10試合しか出場していないため仕方のないことではあるが、日本が誇るストライカーへと成長するために、福田にはこの年俸が何倍にも膨れ上がるような活躍が期待される。

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