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えぐい稼ぎ…。欧州日本人選手、最新の高額年俸ランキング11〜20位。異国の地で認められている実力者たち

シリーズ:年俸ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

14位:浅野拓磨(あさの・たくま)


【写真:Getty Images】

生年月日:1994年11月10日
推定年俸:84万ユーロ(約1億3440万円)
所属クラブ:マジョルカ(スペイン)
24/25リーグ戦成績:21試合2ゴール1アシスト

 年俸ランキング14位に入ったのは浅野拓磨だ。今季が自身初のスペイン挑戦となった同選手の推定年俸は84万ユーロ(約1億3440万円)である。

 サンフレッチェ広島から一気にアーセナルへの移籍を実現させた浅野は、その後ドイツのクラブをレンタル移籍で転々とし、2019年にセルビアのパルチザンに完全移籍した。このレンタル期間中の年俸は120万ユーロ(約1億9200万円)程度であり、実は現在の年俸よりも高かったと推定される。

 ただ、浅野は金銭面のトラブルで選手キャリアの危機に瀕したことがある。パルチザンで得点を量産していた2021年に給料未払いが発生し、契約を解除する事態に。現在、この問題は解決しているが、この事件によって欧州でのキャリアが危ぶまれたのは間違いない。

 それでも、2022年にボーフムへと加入すると、在籍した3シーズンで、クラブの降格のピンチを救う起死回生のゴールを決めるなど、45万ユーロ(約7200万円)の年俸に見合う印象的な活躍を見せた。

 その働きが認められ、浅野は30歳を迎える昨年、マジョルカへと加入した。今季は長期離脱もあり思ったような成績を残すことは出来なかったが、契約最終年となる来季は、どのようなプレーを見せてくれるだろうか。

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