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ラミン・ヤマルこそ本物なのか?
ラ・リーガ第36節、エスパニョール対バルセロナの試合が現地時間15日に行われ、バルセロナが2-0の勝利を収めた。この試合で全得点に絡んだ17歳のスペイン代表FWラミン・ヤマルについて、米メディア『スポーティングニュース』がアルゼンチン代表FWリオネル・メッシと比較しつつ、15日に報じている。
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バルセロナを率いるハンジ・フリック監督は、ロベルト・レヴァンドフスキやラフィーニャ、ヤマルなどを先発起用。53分にはダニ・オルモからパスを受けたヤマルが、自ら仕掛けて左足を振り抜き、絶妙なコントロールで先制点を決めた。80分にはヤマルに対する肘打ちで、エスパニョールのレアンドロ・カブレラが1発退場。後半アディショナルタイムには、ヤマルの縦パスからフェルミン・ロペスが追加点を決めた。そのままリードを守り切ったバルセロナが2-0の勝利を飾り、2季ぶり通算28度目の優勝を果たしている。
この結果、ヤマルは17歳ながら早くも3つ目の主要タイトルを獲得したことになった。同メディアはタイトルに「バルセロナの若き逸材ヤマルは、これまでで最も“次世代のメッシ”と呼ぶに相応しい選手だ」とつけ、「これはまぐれではない。確かに、ラ・マシアからは多くの才能ある若手が輩出され、最初は注目を集めながらも、その後は伸び悩んだケースも少なくない。アンス・ファティもその一例で、期待外れと評されることもある。だが、ヤマルは全く違う。彼のプレーを見れば見るほど、ある人物の姿が脳裏をよぎって離れない。そんなはずはないと思っても、消えない。頭から離れない。どこかで否定していても、心が勝手に認めてしまう。つまり、メッシだ。またかと思っただろう。これまで何人もの選手が、次世代のメッシ、ネクスト・メッシ、第二のメッシと呼ばれてきたため、見飽きた見出しだと言える。しかし、どこかで心は揺れている。なぜなら、あなたは見てしまったのだから。人間離れした視野、密集地を駆け抜けるドリブル、ピンポイントのクロス、そしてあのゴール。またかと思いつつも、あなたは信じ始めている」と伝えた。
続けて「ヤマルのキャリアは、まだ始まったばかり。メッシの高みに届くには、まだいくつもの山を越えなければならない。そう、彼はまだ子どもなのだ。それでも我々がこれまで見てきた中で、最も“ネクスト・メッシ”に近い存在であることは間違いない。あとは、この先に続く道を歩んでいくだけだ。その先には、きっと栄光が待っている」と、期待感を示している。果たして、将来ヤマルは世界的スーパースターへと成長するのだろうか。
