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【写真：Getty Images】

福井太智が最終節で1アシスト

　福井太智が所属するFCアロウカは現地時間17日、プリメイラ・リーガ第34節（最終節）でホームにボアヴィスタを迎え、4-1の大勝を飾った。この試合での先制点をアシストしたのは福井。正確なパスで大勝の口火を切る先制点をお膳立てし、今季2アシスト目をマークした。

　4試合ぶりの白星を目指すアロウカが、ホームに最下位のボアヴィスタを迎えた一戦。福井は、4-2-3-1のダブルボランチの一角でスタメン入りした。試合が動いたのは7分。ホームチームが先手を奪う。

　アルフォンソ・トレッツァの落としを敵陣中央で受けた福井は、ダイレクトでボックス外左でフリーになっていたミゲル・プチェに正確なパスを送る。これを受けたプチェがカットインから見事なミドルシュートをゴール左隅に沈めた。福井の攻撃のスピードを落とさない正確なパスから生まれた得点だった。

　その後、ホームチームは17分に追加点を奪ったが、22分にはアウェイチームに1点を返される。それでも25分と後半アディショナルタイムにもゴールを追加し、アロウカが4-1で勝利を収めた。

　昨夏にバイエルン・ミュンヘンから買い取りオプション付きのレンタルでアロウカに加入した福井。冬にはクラブが買い取りオプションを行使し、完全移籍となった20歳のMFは、今シーズンはリーグ戦30試合の出場で2アシストをマーク。ポルトガルの地で1シーズンを戦い抜いた。なお、アロウカは9勝11分14敗という成績を残し、12位で24/25シーズンを終えている。