MF:ファビオ・ヴィエイラ（元ポルトガル代表）
【写真：Getty Images】
生年月日：2000年5月30日（24歳）
今季リーグ成績：26試合4得点4アシスト
ファビオ・ヴィエイラは、アーセナルに戻らないかもしれない。
2022/23シーズンにFCポルトから加入したヴィエイラは、プレミアリーグのレベルを痛感することとなった。1年目は、リーグ戦スタメン3試合のみで、出場したとしても試合終了間際のものがほとんど。当然、スタメン入りへのアピールとしては不十分だった。
昨季は、怪我の影響もあり、さらに出場機会が減少。プレミアリーグ出場は11試合で、合計プレータイムは292分にとどまっている。
そんなヴィエイラは出場機会を求め、今季から古巣であるポルトにローン移籍している。移籍先では本来の力を存分に発揮し、ここまでリーグ戦26試合出場4得点4アシストをマーク。第33節のボアヴィスタFC戦ではMOMに選ばれ、チームの中心的存在であることをポルトファンだけでなく、グーナーやアーセナル陣営にもアピールしている。
イギリス『SportWitness』によると、ヴィエイラの復活によってポルトが獲得に動こうとしているが、買取オプションが付いていないため、現実的ではないとのこと。一方アーセナルは同選手を売却し、獲得時に費やした3500万ユーロ（約56億円）を取り戻すプランを考えているようだ。
実際にそのプランが実行された場合、ヴィエイラは能力を買っているポルトに渡るのか、それとも別のクラブに挑戦するのか。今夏の移籍に注目したいところだ。
【関連記事】
無駄遣い…。アーセナル「給料が高すぎる」6人
「世界で3本の指に入る」アーセナルの“新SD“アンドレア・ベルタとは何者？ 招聘の理由と求められる役割とは【コラム】
出さなきゃよかった…。アーセナル退団で化けた元アカデミー選手6人
