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フォーカス 3週間前

コスパ最悪!? 給料が高すぎる欧州日本人5人。苦しい現状。チームに貢献できていないのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:三好康児(みよし・こうじ)


【写真:Getty Images】

生年月日:1997年3月26日
推定年俸:76万ユーロ(約1億2160万円)
所属クラブ:ボーフム(ドイツ)
24/25リーグ戦成績:15試合1ゴール0アシスト

 三好康児は今季、踏んだり蹴ったりの1年を送ってしまった。

 ベルギーのロイヤル・アントワープで4シーズンを過ごした三好は、2023年夏にイングランド2部のバーミンガム・シティへと加入。元マンチェスター・ユナイテッドのウェイン・ルーニーも監督を務めた同クラブで、キャリアハイとなるリーグ戦6ゴール6アシストを記録した。

 しかし、プレミアリーグでも戦った経験のあるクラブは、まさかの3部降格。屈辱のシーズンとなった。

 それでも、三好自身はシーズン通しての活躍が認められ、2024年8月にボーフムへと移籍。年俸も76万ユーロ(約1億2160万円)の4年契約と、クラブから高い評価を受けていることが分かる。

 しかし、新天地で迎えた24/25シーズンは三好にとって辛いものとなってしまった。クラブは開幕から負けが続き、結果的にリーグ最下位でフィニッシュ。三好自身も怪我による戦線離脱などもあり、出場時間を十分に与えられないまま、2部降格の憂き目にあっている。

 2年連続で降格を経験した三好だが、来季もボーフムに残留することになりそうだ。同クラブは公式サイトでフリー移籍などにより退団する10人の選手を発表しているが、そこに三好の名前はなかった。

 最終節終了後の記者会見では、ボーフム指揮官が同選手の名前を挙げ、来季の活躍を期待している。今季は4年契約の1年目であり、 少しでもコストに見合う活躍を見せてほしいというのがクラブ側の思いだろう。

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