リバプール最新ニュース
2024/25シーズンのリバプールは、他のクラブが思い通りのシーズンを過ごせない中でプレミアリーグを制覇。アルネ・スロット新監督の下で主力が固定され、その選手たちがタイトル獲得の立役者となった。一方でスタメンとサブの間に序列の差が明確にあるのも事実で、夏の移籍市場でスカッドが大幅に入れ替わる可能性がある。今回は、チームの状況的に今夏にも去る可能性がある選手をピックアップして紹介する。※成績は『transfermarkt』を参照。今夏で契約満了の選手は対象外
FW:ダルウィン・ヌニェス(ウルグアイ代表)

【写真:Getty Images】
生年月日:1999年6月24日
今季リーグ成績:29試5得点3アシスト
もう我慢する時間は残されていないかもしれない。2022年夏に8500万ユーロ(約136億円)の移籍金で獲得したダルウィン・ヌニェスは、アルネ・スロット新体制で序列を落としている。
ユルゲン・クロップ体制の最終年だった昨季は、プレミアリーグだけで11得点10アシストと覚醒の片鱗をみせた。ところがスロット新監督の下では明確に序列を下げており、すでにプレミアリーグ優勝が決まったのにも関わらず、直近8試合続けて先発出場の機会がない。得点数も加入後ワーストに終わる可能性が高く、指揮官の中での優先順位は下がり続けている。
こうした起用法を踏まえると、今夏の移籍の可能性は高いと言えそうだ。移籍先の候補として伝えられているのが莫大な資金力を誇るサウジアラビアのクラブである。ドイツ『Sky Sports』によると、アル・ヒラル、アル・イテハド、アル・アハリ、アル・ナスルなどが獲得に関心を示しているそうだ。
またスペイン『AS』によると、アトレティコ・マドリードも獲得に興味があるようで、欧州とサウジアラビアのクラブで争奪戦になるかもしれない。