GK:クィービーン・ケレハー(アイルランド代表)

【写真:Getty Images】
生年月日:1998年11月23日
今季リーグ成績:10試合12失点
優秀な2番手GKとしてリバプールを支えていたクィービーン・ケレハーは、今シーズン限りでチームを離れることが決定的となっている。
2015年夏に16歳でリバプールに加入すると、2019/20シーズンにトップチームデビュー。2020/21シーズンからは、元スペイン代表GKアドリアンよりも序列を上げて2番手となり、守護神アリソンの不在時にはチームを救うパフォーマンスを披露した。
リバプールがUEFAヨーロッパリーグ(EL)に出場していた昨季は、公式戦26試合に出場して自らの実力を発揮したが、世界最高のGKの1人であるアリソンを差し置いて正GKになることはできず。2024年夏の移籍市場でクラブがバレンシアからジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリを完全移籍で獲得すると、イギリス『BBC』のインタビューで「移籍して毎週プレーしたいと明確に言ってきた」と移籍希望を明言していた。
今季は残留したが、来季からママルダシュヴィリが合流することを踏まえると、ケレハーの移籍は決定的と言って良いだろう。今季だけでも2本のPKを止めるなどシュートストップに定評があり、GKが補強ポイントのクラブからの人気は高そうだ。