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【写真：Getty Images】

頼れる主将の一撃で勝利を飾る

　プレミアリーグ最終節、サウサンプトン対アーセナルの試合が現地時間25日に行われ、アーセナルが2-1で勝利した。アーセナルに所属するノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールが、試合終了間際に強烈なミドルシュートを決めてチームの勝利に大きく貢献している。

　2位フィニッシュが濃厚のアーセナルと、最下位ですでにチャンピオンシップ（イングランド2部）への降格が決まっているサウサンプトンの一戦。43分、今季限りで退団が決まっているDFキーラン・ティアニーのゴールでアウェイチームが先制した。

　しかし、56分、アーセナルはコーナーキックの流れからサウサンプトンFWロス・スチュワートに同点ゴールを献上してしまう。その後、両チームともにチャンスは作るも得点までには至らず。そのまま試合は終了するかと思われたが、途中出場のウーデゴールが試合を動かした。

　88分、右サイドから中央に切り込んだウーデゴールは、FWレアンドロ・トロサールへとパスを送る。マークが集中すると、トロサールはウーデゴールに折り返した。頼れるキャプテンは、鋭い切り返しでマーカーを剥がしシュートコースを確保すると、左足一閃。低弾道のミドルはゴール左隅に突き刺さり、アーセナルが2-1で勝利した。

　今季は怪我に苦しんだウーデゴールだったが、強烈なミドルを決めて良い形で最終戦を締め括っている。