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フランシスコ・トリンコンがまた抜きトラップから追加点
サッカー日本代表MF守田英正が所属するスポルティングCPは現地時間25日、タッサ・デ・ポルトガル(国内カップ戦)決勝で、延長戦の末にSLベンフィカを3-1で下し、リーグ戦に続いての2冠を達成した。この試合でフランシスコ・トリンコンが挙げた追加点は、相手DFの股を抜いたトラップからの芸術的な得点だった。
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リーグ戦でも熾烈な優勝争いを繰り広げた両者の一戦。スポルティングは47分に先制を許し、1点を追う苦しい展開に。すると58分にはベンチスタートだった守田を投入する。交代カードを切ったものの、なかなかリズムを掴めないリーグ王者だったが、後半アディショナルタイムにエースのヴィクトル・ギェケレシュがエリア内で倒されてPKを獲得。これを自ら沈め、土壇場で試合を振り出しに戻し、延長戦に突入する。勢いに乗るスポルティングは、99分にコンラッド・ハーダーがトリンコンの左からのクロスを頭で叩き込んで、ついに逆転に成功。
勝利を大きく手繰り寄せたルイ・ボルジェス監督率いるチームは、延長後半アディショナルタイムに優勝を決定づけるゴールを手にする。ハーダーのパスをボックス内で受けたトリンコンが、得意の左足のトラップで相手DFの股を抜いて置き去りにすると、冷静にゴール右隅に沈めて、貴重な追加点を奪った。25歳のテクニシャンのゴール前での落ち着きとアイディアが生んだ見事な得点だった。
このまま試合は終了し、スポルティングが延長戦の末に3-1でベンフィカを退け、リーグ戦に続いて2冠を達成した。