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【写真：Getty Images】

ルベン・ファン・ボメルが強烈なミドルシュートを突き刺す

　毎熊晟矢が所属するAZアルクマールは現地時間25日、来季のUEFAカンファレンスリーグ（ECL）予選の出場権を懸けたプレーオフ決勝で、FCトゥウェンテと対戦し、3-2の逆転勝利を収めた。この試合では元オランダ代表MFマルク・ファン・ボメルを父に持つFWルベン・ファン・ボメルが同点弾をマーク。その得点は豪快な一発だった。

　レギュラーシーズンを5位でフィニッシュしたAZが、欧州カップ戦の出場権を懸けて、リーグ戦を6位で終えたトゥウェンテをホームに迎えた。ホームチームは、22分と40分に失点を喫し、2点を追う展開に。それでも42分にメックス・メールディンクの得点で1点を返すと、53分に偉大な父を持つ20歳のウインガーが魅せる。

　一発のサイドチェンジを左サイドのタッチライン際で受けたファン・ボメルは、カットインから右足を一閃。迷いなく振り抜かれた強烈なシュートは、ゴール天井に突き刺さった。コースは良くなかったものの、パワーでねじ込んだ豪快な一発だった。スタンドから見守っていた父のマルク・ファン・ボメルは、息子の見事な同点弾に笑顔を見せていた。

　2点ビハインドから試合を振り出しに戻したAZは、後半アディショナルタイムに逆転弾を奪い、3-2でトゥウェンテを下し、プレーオフを制した。なお、先発した毎熊は75分までプレーしている。