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アレックス・バエナが今季7ゴール目

　ビジャレアルCFは現地時間25日、ラ・リーガ第38節（最終節）で本拠地「エスタディオ・デ・ラ・セラミカ」にセビージャを迎え、4-2で勝利を収めた。この試合では、アレックス・バエナがチームの3点目をマーク。そのゴールは、ボールの受け方からフィニッシュまでが完璧な得点だった。

　すでに来季のUEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）の出場を決めているビジャレアルが、セビージャとのホームゲームに臨んだ。ホームチームは、4分にジェレミ・ピノのゴールで先制すると、8分にはパプ・ゲイェがネットを揺らし、早々に2点のリードを得る。しかし、29分にジブリル・ソウにゴールを許し、1点差に詰め寄られる。

　そして迎えた39分に、バエナが魅せる。左のハーフスペースでボールを引き出した背番号「16」は、前を向いてボックス内に侵入すると、深い切り替えしで相手選手を交わして、ゴールに流し込んでみせた。バックステップを踏みながらのフリーになる動きとボックス内でのクオリティを見せつけたバエナらしいゴールだった。

　この得点で再びリードを2点に広げたビジャレアルは53分にもゲイェが得点を奪うと、85分には1点を失ったものの、4-2の快勝。最終戦を白星で飾った。バルセロナ、レアル・マドリードに次ぐ得点力を誇ったビジャレアル。その強力な攻撃陣のタクトを振るったバエナは、今季リーグ戦では7ゴールと10アシストを記録した。アトレティコ・マドリード行きが噂され、去就にも注目が集まっているスペイン代表の23歳だが、来季はどこでどんなプレーを見せてくれるのだろうか。