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イスコが6年ぶりにスペイン代表復帰

　スペインサッカー連盟（RFEF）は26日、6月5日に行われるUEFAネーションズリーグ（UNL）準決勝のフランス代表戦に臨むサッカースペイン代表のメンバーを発表した。レアル・ベティスに所属する33歳のMFイスコが2019年6月以来となる6年ぶりの代表復帰を果たしている。

　イスコは今季公式戦32試合に出場し、12ゴール10アシストを記録した。2019年以降、代表から遠ざかっていたが、2023年7月からプレーするベティスで完全復活を遂げた。

　2025年2月24日に行われたラ・リーガ（スペイン1部）第25節のヘタフェ戦のゴールは圧巻だった。右サイドをドリブルで運んだアントニーがペナルティエリア内へパスを送る。DFの間で受けたイスコは、見事なトラップで前を向き、体制を崩しながらも右足アウトサイドで決めている。

　スムーズな動きで相手DF陣を翻弄し、最後は右足のアウトサイドというトリッキーなシュートで得点を奪って見せた。この試合では、後半アディショナルタイム（AT）にアントニーがレッドカードで退場するも、ベティスがイスコの2ゴールで勝利した。

　6年ぶりの復帰を果たしたスペインの“マエストロ”は、UNLで母国を優勝に導く活躍をすることができるのだろうか。