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【写真：Getty Images】

ヤマルの衝撃ゴールに再注目

　スペイン・ラ・リーガのバルセロナは、27日にサッカースペイン代表FWラミン・ヤマルと2031年まで契約延長したことをクラブ公式サイトで発表した。バルセロナ公式SNSは29日に、ヤマルの契約延長を受けて、今季のクラシコで決めた衝撃的なゴールを振り返っている。

　今季は、17歳という年齢で、リーグ戦35試合に出場し9ゴール13アシストを記録したヤマル。ラ・リーガ、コパ・デル・レイ、スーペルコパ・デ・エスパーニャの「国内三冠」の達成に、チームの主力として大きく貢献した。

　バルセロナのX公式アカウントでは、「これがラミンのやり方だ」と題して、1月に行われたスーペルコパ決勝戦、レアル・マドリード対バルセロナの試合でヤマルが決めた同点ゴールに注目している。

　バルセロナが1点を追う展開で迎えた20分、ピッチ中央付近でFWロベルト・レヴァンドフスキがボールを受けに下がると、マドリーDFアントニオ・リュディガーが釣り出されてしまう。すると、ヤマルが反応。リュディガーが前に出たことで生まれたスペースに走り込み、レヴァンドフスキがスルーパスを送った。

　完璧に抜け出したヤマルは、細かいボールタッチでオーレリアン・チュアメニを翻弄。チュアメニのタックルをかわすと、左足を振り抜きゴールネットを揺らした。その後、前半だけで4点を決めたバルセロナは、5-2で勝利。ハンジ・フリック監督のもとで初めてのタイトルを獲得している。圧巻のドリブル突破からヤマルが決めた、クラシコの流れを変える一撃だった。