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【写真:Getty Images】
リバプールが新戦力を獲得!
イングランド・プレミアリーグのリバプールは、現地時間30日にドイツ・ブンデスリーガのバイエル・レバークーゼンに所属するオランダ代表DFジェレミー・フリンポンの獲得を発表した。米メディア『The Athletic』は31日に、フリンポンの移籍について報じている。
同メディアによると、移籍金は契約解除金の満額となる3500万ユーロ(約56億円)。30年夏までの5年契約となっており、背番号は発表されていない。
マンチェスター・シティのアカデミー出身のフリンポンは、セルティックから21年1月にレバークーゼンに加入。快速ウイングバックとして頭角を表すと、昨季はクラブのブンデスリーガ無敗優勝に大きく貢献した。レバークーゼンでの通算成績は、190試合で30ゴール・44アシストを記録。スピードを活かした突破力が持ち味で、クロスから味方の得点を演出したり、ドリブル突破からゴールを決めたりなど、様々な形から攻撃に参加する。
ブンデスリーガ20節、TSG1899ホッフェンハイムとの試合では、フリンポンが圧倒的なスピードから豪快なゴールを決めた。18分、右サイドを駆け上がって味方のスルーパスを受けると、その勢いのままペナルティエリアに侵入。相手DFも追いつかないスピードで、そのままシュートに持ち込み、ゴールネットを揺らした。
フリンポンのスピード、決定力が光ったゴールだった。リバプールは、長きに渡って最終ラインで活躍したDFトレント・アレクサンダー=アーノルドが、今季限りで退団している。代役としての活躍が期待されるフリンポンは、イングランドの地で輝けるだろうか。