4位:オリンピック・リヨン(フランス)
【写真:Getty Images】
今季リーグ成績:17勝6分11敗(6位)
PK獲得数:10回
4位には、シーズン途中にピエール・サージュからパウロ・フォンセカへの監督交代を決断したオリンピック・リヨンがランクインした。
昨シーズンは一時最下位に沈むなど、名門らしからぬ大苦戦を余儀なくされたが、サージュ前監督の下で復活を遂げたことにより、最終順位を6位でフィニッシュ。今季はUEFAヨーロッパリーグ(EL)と並行してリーグ戦を戦った。
今季も開幕直後こそ躓いたが、基本的には欧州カップ戦圏内の順位を安定させていた。年明けの未勝利期間を経てサージュは解任となり、フォンセカが新監督に就任してからは再びパフォーマンスを上げ、ELでは準々決勝に進出している。
昨季との比較では、シーズンを通して安定していたこともあり、得点力を含めた攻撃力は今季の方が強力だったと言えるだろう。実際に得点数は「49」から「66」に増えており、それと同時にPKの獲得数も4回から10回に伸びた。
リヨンでチーム最多となる2回のPKを獲得したのはストライカーのジョージズ・ミカウタゼと左SBのニコラス・タグリアフィコの2名。DFの後者が2回もシーズンを通してボックス内でファウルを受けていることは意外に思われるかもしれない。
なお、10回のPKのうち、ミカウタゼとアレクサンドル・ラカゼットがそれぞれ1回ずつ失敗したことで、成功率は80%となっている。