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【写真:Getty Images】
ラフィーニャの芸術的なゴール
スペイン・ラ・リーガは現地時間6日に、バルセロナに所属するサッカーブラジル代表FWラフィーニャが24-25シーズンの年間最優秀選手に選ばれたことを公式SNSで伝えた。ハンジ・フリック監督のもとで欠かせない存在となったラフィーニャが、様々な選手達を抑えて栄冠に輝いている。
今季のラフィーニャは、リーグ戦36試合に出場して18ゴール9アシストを記録。ラ・リーガ、コパ・デル・レイ、スーペルコパ・デ・エスパーニャの「国内三冠」の達成に大きく貢献した。UEFAチャンピオンズリーグでは準決勝でインテルに敗北したものの、14試合に出場して13ゴール8アシストという成績を残している。
ドイツ人指揮官のもとで大活躍のシーズンを送ったラフィーニャは、同じチームのFWラミン・ヤマルやレアル・マドリードに所属のFWキリアン・エムバペなどを抑えてリーグの年間最優秀選手に選ばれた。
そんなブラジル人ストライカーが、優れた技術力と決定力の高さを見せたのが昨年10月に行われたラ・リーガ第10節、レアル・マドリード対バルセロナの試合だ。バルセロナが3点リードして迎えた83分、最終ラインからDFイニゴ・マルティネスが最前線にいたラフィーニャへとロングパスを送る。
ラフィーニャは見事な抜け出しでDFルーカス・バスケスを置き去りにすると、飛び出してきたマドリーGKアンドリー・ルニンの頭上を越す華麗なループシュートで、試合を終わらせる4点目を決めた。
ラフィーニャの抜け出しの上手さ、そして技術力の高さを示す芸術的な一撃だった。