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【写真：Getty Images】

ベストマッチは合計9発の壮絶な打ち合い

　イングランド・プレミアリーグは9日、リーグ公式サイトで24／25シーズンのベストマッチを発表した。様々な試合があった中で、昨年12月に行われたプレミアリーグ第17節のトッテナム対リバプールの試合がベストマッチに選ばれている。合計9ゴールが生まれ、壮絶な打ち合いの末にリバプールが勝利した熱戦だ。

　同サイトでは、「リバプールがスパーズを圧倒し、2024／25シーズンの最多得点を記録した試合は、信じられないほどの光景だった」と前置きし、リバプールがトッテナムに勝利した試合が多くのファンの支持を集めたことを伝えている。

　23分、ルイス・ディアスのゴールでリバプールが先制すると、誰もが予期していなかったゴールラッシュが幕を開けた。36分、MFアレクシス・マック・アリスターが追加点を決めると、MFジェームズ・マディソンが豪快なミドルを決めて1点を返す。

　しかし、直後の前半アディショナルタイムにMFソボスライ・ドミニクがFWモハメド・サラーのラストパスを流し込んで3点目を奪う。53分には、サラーがゴールを決めてリードを3点とした。

　迎えた59分、完璧な連携でトッテナムの守備を崩すことに成功する。ピッチ中央付近でボールを持ったFWコーディ・ガクポがソボスライにスルーパスを送る。ソボスライはペナルティエリア内に侵入すると、横にいたサラーにパスをしてDFジェド・スペンスのスライディングタックルをいなした。最後はエースのサラーが決めて、この試合2点目を記録している。その後、ルイス・ディアスが1点を追加したリバプールは、トッテナムを6-3で撃破した。

　同サイトでは、「最終的に優勝したチームは容赦ない攻撃を見せた。しかし、トッテナムの勇敢な反撃により、クリスマスの試合は大混乱となる。最終的に、リバプールが首位でクリスマスを迎えることになった」と、激戦を振り返っている。